ども、"流浪のうたいびと" しんじろーです。

今日はちょっと踏み込んだ音楽の話を一つ。

先日、仲良くさせてもらっている先輩から、とある歌録音の仕事を頂いたので今日は朝からレコーディングでした。

自宅でデモ録音などはGaragebandでやったりもしているのですが、がっつりのレコーディングはほんとに久々でピッチを合わせるのにかなり苦労しました。

ピッチとは音楽用語の一つで「音の高さ」を表す言葉ですね。
ピッチが良いとか、ピッチが低い、ピッチがフラット(シャープ)しているなどなど、

音楽をちょっとでもかじった事のある人なら耳にした事がある言葉だと思います。

僕は基本的にピッチを低く取ってしまう習性があるのですが、ライブだと勢いで歌えたり、会場の全体音に混じった時の自分の声を想像して、ある程度ピッチの振り幅が大きくなっても”あきらかに外れた様に聴こえない”範囲を大体知っているので、ライブではそれほど気にならないのです。

レコーディングは違います。自分の出したピッチのずれがものすごくはっきりとわかってしまいます。
(曲の種類や音楽のジャンルにもよりますが)コーラスなどのミックス(曲に含まれる全ての音のバランスを合わせる作業)が入るまでのメロディー単体の状態だと、かなり正確に当てないととても納得のいく仕上がりにはならないのです。

なので、今日の録音は久々と言う事もあり、なかなか思う様に声が出せず。
同じ歌うと言う事なのにライブとレコーディングは完全に別物です。慣れていないとライブで歌えてもレコーディングでは歌いにくい曲もあったりします。

今回はその場でラフミックスを聴かせてもらった時に、改めてミックスと言う工程の凄さを感じました。
音が混ざり合った時の聴こえ方の変化は、ビフォーアフターを体感すると本当に感動します。

同時に生声のピッチは鍛錬し直さないといけないなぁと痛感。ボーカルも時々チューニングが必要です。
環境や体調にも左右される事がありますが、実際の音より低く聴こえる癖が出始めると一旦きっちりトレーニングしてやらないとなかなかその状態から抜けられないんですよね〜。

僕の場合はオルガンなど、押している間は音が帯びている音色に合わせてうねりがなくなるピッチを出せるような練習をしたりします。あとはmelodyneを使って、波形で確認したりピッチを修正したデータを聴いて正確な音のイメージを付け直したり。
(↑Tule Music Lab.ではこれを使用したレッスンも行っています。詳しくはメールや各種SNSなどで直接ご連絡下さい。)

今月末を超えたら少し落ち着くので、一度時間をかけてチューニングをしようと思います。
ピッチが正確な歌はそれだけで歌の魅力をより一層引き出してくれるので。

録音した楽曲については、また公式許可が降りたらご紹介したいと思います^^

それではみなさま、お身体に気をつけて明日が良い一日でありますように


---------------------------------------------------------

Selfish~林 真二郎 Personal Web Site

http://www.singershinjiro.com/


林真二郎ライブスケジュール

http://www.singershinjiro.com/schedule.html


ライブのご予約はこちらから

http://www.singershinjiro.com/booking.html


Youtubeチャンネル

https://www.youtube.com/channel/UCj843H35cXWwdjtRVpPkgnA


毎月10日、25 14:00Podcast配信

尼人 あっさんとしんじろーの「詩に恋するイマジニア」
https://anchor.fm/utakoi2020

番組へのリクエスト、メッセージはutakoi2020@gmail.comまで

毎月第一木曜 19:00~配信ライブ@三宮Ageha Base

「こおろぎとしんじろーの歌って喋って60分」

ご視聴はhttps://twitcasting.tv/agehabase/から


2015年に僕がかかった原田病の体験記です~

「これは原田病ですね」~原田病発症からの治療経過観察記録~】 

https://blog.goo.ne.jp/manilow_0921